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保育士とは?保育士試験や求人、年収、仕事内容まで解説します!

保育士

保育士は、保護者の代わりに子どもの成育を行う仕事です。保育士になるには、国家資格である「保育士資格」を取得する必要があります。

保育士資格を取得するには、2つの方法があります。一つめは、厚生労働大臣指定の「指定保育士養成施設」を卒業することです。二つめは、年2回実施される保育士試験を受験し、合格することです。

一回保育士資格を取得すれば、結婚や出産、育児で退職しても復職は簡単にできます。また保育士未経験の求人案件も豊富にあるので、それに従事しながら受験勉強を進めるのもおススメです。

本記事では、これから保育士を目指される方向けに、保育士について解説します。

 

保育士実技試験対策講座

 

1. 保育士について

保育士とは

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C子

保育士試験を自分で勉強するのって難しそう…

私は独学で勉強したけど、大変だったな~でも最近は、動画サイトに試験合格のコツや対策講座もあって、そこで勉強ができたからよかったよ~

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B子

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A子

国家試験を受けて就職している人も年々増えているから、少しでも保育士不足が緩和されるといいですね!

1-1. 保育士になるには

保育士の免許である「保育士資格」を取得するには、2つの方法があります。ここでは、その方法について解説します。

1-1-1. 指定保育士養成施設を卒業する

保育士になる一つめの方法は、厚生労働大臣が指定する「指定保育士養成施設」を卒業することです。指定保育士養成施設は、大学や短大、専門学校などがあり、2年制と4年制があります。全国に675校あります。(※2021年4月1日時点)

特徴としては、学部や学科単位で、専門の養成コースが設置されていることです。また授業は昼間、昼間開講制、昼間定時制、夜間、定時制で開かれています。卒業すれば、保育士の資格を取得できます。『保育士になるには?最短コースや仕事内容まで、詳しく解説!』で詳しく解説していますので、是非参考にして下さい。

1-1-2. 保育士試験を受験する

保育士になる二つめの方法は、保育士試験を受験し、合格することです。この方法では、指定保育士養成施設を卒業していなくても、受験資格を満たして合格すれば、保育士資格を取得できます。

例えば最終学歴が高等学校卒業であっても、「児童福祉施設で実務経験2年以上かつ総勤務時間数2,880時間以上従事した者」などの受験条件を満たせば、受験資格を得ることができます。詳しい受験資格については、一般社団法人全国保育士養成協議会の「受験資格」のページを参照下さい。

保育士試験は、「筆記試験」と「実技試験」の2段階があります。例えば筆記試験は、「保育原理」「教育原理」「社会的養護」「子ども家庭福祉」「社会福祉」「保育の心理学」「子どもの保健」「子どもの食と栄養」「保育実習理論」の9つの科目があります。科目別の出題範囲は、「保育士試験出題範囲」を参照下さい。また過去問も研究しておきましょう。

また実技試験は、「音楽に関する技術」「造形に関する技術」「言語に関する技術」の3分野から、2分野を選択します。詳しくは、「令和4年実技試験概要」を参照下さい。

保育士試験造形のコツは?令和5年度版攻略の動画も紹介!』では、造形に関する技術に合格できるポイントを解説しています。また『保育士試験言語対策とは?過去問&動画で徹底解説します!』では、言語に関する技術に合格できるポイントを解説しています。是非、参考にして下さい。

1-1-3. 保育士試験の合格率

国家試験である保育士試験の全国平均合格率は、10~20%台です。難関資格の一つとされており、試験で合格するためには、しっかりとした準備が必要です。

1-2. 一度に全て合格しなくても大丈夫

保育士試験の筆記科目は、6割以上の得点を獲得する必要があります。ただし一度に全て合格する必要はなく、一度合格に達した科目は3年間免除されます。

保育士試験は年2回あるので、最初から一発合格を狙うのではなく、まずは5科目の合格を狙うと言った方法をとっても良いでしょう。ただし、「教育原理」と「社会的養護」は2つでワンセット扱いになるため、両方とも6割以上を獲得しないと、次回も2つの科目を受ける必要があるので注意してください。

また実技試験に関しては免除はなく、保育士試験を受けるたびに3分野から2つを選ぶことになります。

1-3. 保育士資格は一生ものの国家資格

保育士という資格は、一生ものの資格です。女性の場合、結婚・出産・育児を経ても、保育士として職場復帰しやすいのは大きなメリットです。

特に保育士という職種は売り手市場ですので、全国どこでも転職や再就職がしやすいという側面があります。

1-4. 保育士資格を独学で取得する

保育士資格は、保育士試験に合格するれば取得できます。保育士は、子どもの成長に関われる仕事として、人気の高い職種の一つです。そのため、社会人になった後、参考書を購入して独学で試験に臨む方も増加しています。

また合格までの勉強計画を立ててくれる通学講座や、好きな時間に勉強できる通信講座も人気です。

1-5. 保育士を目指せる専門学校

保育士の養成施設には、大学と短大、専門学校があります。保育士専門学校では、必要なスキルを効率良く学べるカリキュラムが実施されているのが、大きな特徴です。

保育士を目指せる専門学校一覧で、自分に合いそうな学校を探してみるものいいでしょう。

2. 保育士の求人とは

保育士 求人

2-1. 保育士の有効求人倍率

保育士の求人状況は、売り手市場です。2023年(令和5年)の保育士の有効求人倍率は、3.12倍です。つまり、求職者1人に対し3社以上の求人がある状態です。ちなみに全職種平均の有効求人倍率は1.44倍ですので、保育士の求人状況は恵まれているといえます。

都市圏と比べると、地方で待遇の良い保育士求人案件が結構あります。この現象は、都市圏は応募者が多数いるものの、地方はなかなか人が集まらないという背景があります。

近年の保育士求人状況は、『保育士の求人の実情とは?傾向と対策を徹底解説します』でまとめています。「正社員」だけでなく、時給の高い「派遣」「パート・アルバイト」の求人案件も集めました。

2-2. 保育士が重視する働く条件

保育士が重視する働く条件

保育士が働く上で、重視する条件とはどんなものでしょうか。厚生労働省の資料『平成30年度 保育士試験合格者の就職状況等に関する調査研究』が、かなり興味深いです。

第1位は、63.3%の「仕事量が適正」です。この事実は、求職者が職場での仕事量や労働時間を気にしている側面があると思われます。次に第2位は、60.9%で「休暇が保証」です。そして第3位は、59.8%で「家事や子育て、介護を理解」です。これらから、保育士が職場にプライベートも確保できる働き方を望んでいることがわかります。

2-3. 保育士の退職理由

保育士の退職理由

同資料によると、保育士の退職理由の上位には「職場の人間関係」が33.5%、「給料が安い」29.2%、「仕事量が多い」27.7%となっています。保育士の求人案件を検討する時には、これらに該当しない職場を選ぶ必要があります。

3. 保育士の年収について

保育士 年収

保育士として働く場合、お給料はどれぐらいなのか、気になりますよね。ここでは保育士の年収だけでなく、働き方によるお給料の変化も解説します。

3-1. 保育士の年収

保育士のお給料は、保護者からの保育料と補助金によってまかなわれています。近年は、待機児童問題の解消や保育士の待遇改善を図るため、お給料は改善される傾向にあります。

例えば、2010年の保育士の平均年収は325万円でしたが、2019年には364万円に改善されています。

3-2. 保育士の正社員の平均年収

保育士の社員の平均年収は、374万5,000円です。(※令和2年賃金構造基本統計調査より)

ただし、給与所得者の平均年収は約436万円なので、平均よりは低い水準にあります。

3-3. 保育補助の平均年収

保育補助とは、保育士の業務をサポートするお仕事です。また保育士の資格がなくても働くことができ、クラスの担当は持ちません。お仕事としては「保育室の片付け」や「食事やおやつの準備」、「お散歩への同行」などがあります。

保育補助の平均年収は、私立で約270万円、公立で約180万円です。(※厚生労働省/令和元年度幼稚園・保育園・認定こども園等の経営実態調査集計結果より)

3-4. パートで働く保育士の平均年収

パートで働く保育士の平均年収は、約185万円です。この金額は、正社員で働く保育士の年収の約半分です。平均時給は1,254円で、1日の平均労働時間は5.7時間です。

3-5. 公務員保育士とは

地方自治体運営の公立保育園で働く保育士を、公務員保育士もしくは公立保育士といいます。公務員保育士になるには、保育士資格を取得した後、地方自治体の保育士採用試験を受験・合格する必要があります。

公務員保育士とは?私立保育園の保育士との違い、待遇などを解説!』で詳しく解説していますので、是非参考にして下さい。

4. 保育士の仕事

保育士 仕事

保育士の仕事は、子どもの身の回りのお世話のイメージがあるかも知れません。実は、保護者の代わりの教育者としての側面もあります。ここでは、保育士の仕事内容を詳しく解説します。

4-1. 一日の仕事の流れ

まずは実際の仕事をイメージしやすい一日の流れを、時間帯に分けてみてみましょう。

4-1-1. 午前中

7:00 出勤し、園児の出迎え準備をし、一日の仕事内容を確認します
7:30 園児を迎えて挨拶しながら、健康状態もチェックします
9:45 職員全員と園児全員で朝の挨拶をします
10:00~11:00 クラス別の保育で、歌や読み聞かせを行います

4-1-2. 昼間

11:00 昼食の準備と配膳をし、園児には手洗いをします
11:30 園児と一緒に食事をしながら、マナー教育も行います

4-1-3. 午後①

12:30 食器を片付け、布団敷などのお昼寝の準備します 
13:00 お昼寝中に、連絡帳や保育士日誌の記入をします

4-1-4. 午後②

14:00 おやつタイムと後片づけをします
16:00 絵本の読み聞かせやさよならの挨拶をします

お見送りでは、保護者の迎え時に報告をし、掃除や保護日誌の記入を行います。

保育士

保育士の仕事内容は、子どもと遊ぶだけでなく、食事の躾や健康ケアなど幅広い

4-2. 0歳から6歳までの乳幼児保育

保育士の仕事での保育対象は、0歳から6歳までの乳児と幼児です。何歳から入園できるかは保育園の規定にもよりますが、おおむね首が座る生後3か月ごろから受け入れを開始しているところが多いでしょう。

それよりも早く、産休明けの生後2か月でも入園できる園もあります。生まれてから間もない0歳児と小学校入学手前の6歳児では、保育をする仕事内容は大きく異なります。

そのため保育園では、年齢によってクラス分けがされています。保育園での仕事では、どこかのクラスに所属し、その年齢の子どもを中心に保育することになります。

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C子

子どもとどのように関わったらいいんですかね?

この動画では、子ども達が自然と保育士に興味を持ってくれるポイントを紹介してるわよ

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B子

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C子

実践してみたい~!

4-3. 子どもが自分でできるように導く

保育士の代表的な仕事として、「子どもが自分でできるように教える」ことが挙げられます。その項目を、以下に記します。

① 遊び
② 各種マナー
③ 食事
④ 排泄
⑤ 衣類の脱着

子どもをやる気にさせるために、普段から一人一人の性格やクセを把握し、上手に誘導してあげるのも仕事の重要なスキルです。また子どもの保育だけでなく、乳幼児の保護者や地域との交流、研修会に参加することもあり、その仕事内容は多岐に渡ります。

4-4. 働き方はシフト制が基本

では実際に、保育士は一日どれぐらいの時間働いているのでしょうか。一般的に保育園は朝7時頃から夜7時まで12時間開園しており、労働時間は8時間労働が基本になっています。

世の中の共働き夫婦の増加を背景、多くの保育園では早朝保育や延長保育を実施しています。そして「早番」「中番」「遅番」のシフト制を導入しています。

4-5. 早番・中番・遅番の3パターン

ここでは、シフト制について解説します。基本はシフト制ですが、お遊戯会やクリスマス会といったイベント前には準備のために残業が発生する場合があります。

また休日は基本的に土日、祝日ですが、土曜日や日曜日に開園している保育園で働く場合は平日休みの場合もあります。

① 早番 7:00~16:00  子どもが来る前に、受け入れ準備をします
② 中番 8:00~17:00  多くの保護者が子どもを預ける時間帯で、保育士の人数も一番多いです
③ 遅番 9:00~園児帰宅 最後の園児の迎えが来るまで勤務します

4-6. 保育士の服装

保育士の服装に求められるポイントは、「安全性」「動きやすい」「清潔感」です。例えば、ボタンやビーズは子どもが飲み込んでしまう危険性があります。また保育士の仕事は、しゃがんだり、お遊戯したりするので、動きやすい服装が理想です。

保育をしていると、どうしてもよだれが付いたり、給食がこぼれたりということがよくあります。そうした汚れが目立たないように、例えば絵具を使う日は黒めのトップスを着るといった工夫が大切です。

4-6-1. 卒園式での保育士の服装とマナー

保育園の最大イベントの一つが、卒園式です。年長さんや保護者の方が揃う大切な式典です。卒園式の標準的な服装としては、フォーマルな服装が理想です。具体的には、黒やネイビー、ダーク系などのシックな色合いが一般的です。

またメイクは、ナチュラルメイクが基本になります。つけまつげやカラコンは派手になりやすいので避けましょう。髪型は清潔感が感じられるようにしましょう。例えば、前髪はおろすよりもおでこが見えるようにあげる方が、明るい印象になります。

4-7. 保育士の持ち物

例えば、いよいよ来週が初出勤という時には、事前に持ち物リストを作ってチェックしておくといいかも知れません。保育士として働くために必要なものを以下に記します。

① ハンカチ、ミニタオル、ティッシュ
② ペンやメモ帳などの筆記用具
③ ハサミやカッターなどの事務用品類
④ エプロン(現場に2~3枚、着替え用を含めると5~6枚)
⑤ 上履き
⑥ 印鑑やクリアファイル

5. 保育士に向いている人とは

保育士に向いている人の特徴としては、下記が挙げられます。

5-1. 子どもが大好きな人

保育士の資格を取得しようと考えていたり、既に取得している方は、子どもが大好きな方でしょう。

ただし、保育士の仕事は子どもと遊ぶだけでなく、マナーを含む食事や睡眠、排せつ、衣類の脱着など自立を促す必要もあります。ただ成長のサポートだけでなく、そういった行為を教育的視点で楽しんで行える人が保育士に向いています。

5-2. 体力に自信がある人

成長盛りの子どもと遊ぶには、体力が必要です。保育の現場では、駆け回る子どもと一緒に走るだけでなく、抱っこやおんぶといったこともする必要もあります。

保育士はかなりハードワークなので、ある程度の体力が求められることは認識しておきましょう。

5-3. コミュニケーションを取るのが上手

子どもの求めていることが分かったり、オーバーなリアクションをして園児を喜ばせたりと、コミュニケーションを取るのが上手な人も保育士に向いています。

子どもだけでなく保護者にも日々の短い交流で的確に園での様子を伝える必要があります。人と向き合うことが苦ではない人が良いでしょう。

 

6. 現役保育士の生の声をご紹介

保育士は、女性の憧れの職業ランキングで上位に位置するほど人気です。その仕事には、どんな魅力があるのでしょうか。ヤリガイだけでなく大変さも含めて、その中身が実感できる現役保育士の生の声をご紹介します。

6-1. 子どもとのエピソード

① 自分が考案した遊びで、子ども達が嬉しそうな笑顔になってくれた
② 新任で担当した一歳児が、初めて「ありがとう!」という言葉を発した時は感動した
③ 歳児の時に担当した一歳児が、「〇〇先生!」と自分の名前を呼んでくれて感激した
④ 今まで出来なかった逆上がりが初めてできた瞬間、その子の成長を実感した
⑤ 誕生会である男の子が「大きくなったら〇〇先生と結婚します」と言ってくれた
⑥ 年長のクラス担当だった時に、「世界で先生が一番好き!」と言ってくれた
⑦ 4年間担当していた子ども達が卒園式で泣く姿を見て、堪らなくなった

6-2. 保護者とのエピソード

①「子どもが生まれて初めての先生があなたで本当によかった」と保護者から伝えられた
②「朝早くから夕方まで子どもを預かって下さり、ありがとうございます」との言葉を頂いた
③「食事マナー」や「好き嫌い」の相談を受ける度に、保育士の仕事は親代わりと実感できる
④ 子どもの発育に真剣に悩まれている保護者に頼りにされた時は、ヤリガイを感じる
⑤ 「赤ちゃん返り」の対処方法など、家庭内育児での悩みにお役に立てるのは非常に嬉しい

6-3. 同僚・先輩との感動エピソード

① 自分が作成したペープサートを、先輩に褒められて嬉しかった
② 会議で提案した誕生会企画が採用されて、やる気が相当上がった
③ 初めて園の大きなイベントの司会を任された時、責任とヤリガイを感じた

6-4. 働く場所に関する感想

① 保育士の資格があると、契約社員、派遣社員、パート・アルバイトなど多様に働けるのは有難い
② 放課後児童福祉員でも、保育士の資格は重宝される
③ 児童福祉施設でも、資格で重宝される

6-5. 社会への貢献

① 保育士は、待機児童の解消するために重要な存在だと実感できる
② 保育士は、共働き世帯に欠かせない重要なサポーターだと園児の送迎時に実感する

 

7. 保育士に関するQ&A

7-1. 職場の人間関係で辞める人が多い?

Q. 保育士は女性が多い職業で、人間関係が複雑だと聞きました。人間関係を理由に辞める人も多いのだとか。実際はどうなのでしょうか?

A. 性別や職業に関わらず、人間関係が難しい職場はたくさんあるので、保育士に限ったことではないと思います。勤務していた保育園の場合は定期的に園長や副園長と面談があり、そこで悩みや疑問を解消する場所があり、実際に改善されたことも多かったです。そういった解消する場もなく、現場の保育士から出されている問題点をそのままにする保育園ならば、早めに見切りをつけても良いかもしれません。

7-2. 保育園はどこも給料が上がらない?

Q. 保育士をしているのですが、勤務して4年経過しても給料が上がりません。小規模保育園で働きやすい環境ではありますが、将来のことを考えるととても不安です。保育園は、どこも給料は上がらないものなのでしょうか。思い切って、保育士とは違う別業界に転職するか悩んでいます。

A. 保育士の給与が安いことが話題になっていますね。さらに残業代も支払われず、金銭面を理由に転職してしまう保育士さんも多いようです。その一方で近年は保育士不足でもあり、良い待遇で募集している園もあります。一般的な求人サイトだけでなく保育士専用の就職・転職サイトもチェックして、条件の良い保育園はないか探してみてください。せっかく勉強を積み重ね、実習を繰り返してスキルアップしてきたのですから、金銭面だけを理由に辞めてしまうのはもったいないと思います。

 

8. まとめ

以上のことをまとめると、下記になります。

① 保育士とは保育所などの施設において、0歳から6歳までの乳児と幼児の保育を行う人
② 代表的な仕事として、成長サポートはもちろん、マナーを含む食事や睡眠、排せつ、衣類の脱着、保護者ケアなどがある
③ 一日あたりの勤務時間は8時間程度が一般的で、シフト制のところも多い
④ 保育士になるには保育士国家試験の「筆記試験」と「実技試験」の両方を合格する必要がある
⑤ 全体の年収の平均は、374万5,000円

保育士は決して楽な仕事ではありませんが、子どもの成長を目の前に感じ、未来に飛び立っていく姿を見送れる大変やりがいのある仕事です。

一度保育士資格を取得すれば、一生モノの資格になるメリットもあり、結婚・出産・育児のブランク後に復職して仕事をする保育士も数多くいらっしゃいます。

福岡県は保育士への補助制度も充実していますので、是非参考にして下さい。

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