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保育補助の仕事内容とは?必要スキルや面接のポイントを解説します

保育園で働くためには、保育士という国家資格が必要というイメージがあります。しかしアルバイトの場合、保育士の資格がなくても働くことができます。こういった保育士をサポートする業務を、保育補助といいます。

保育補助で働きたい方は、保育園の仕事に興味があると思います。保育士の資格を取得する前に現場に入り、実際の仕事に触れることはとても貴重な体験です。

本記事では、保育補助の業務内容と求められるスキルを解説します。是非、参考にして下さい。

 

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1. 保育園補助とは

保育園バイト

1-1. 主な担当業務

実際の保育園のバイトでの業務には、どんなものがあるのでしょうか。ここでは、保育園バイトの具体的な業務内容について説明します。

1-1-1. 園児の登園・降園の対応

登園とは園児が保育園に行くことです。降園とは、園児が保育園から自宅に帰ることです。園児の登園・降園は保護者の方が付き添い、園児を保育園側と引き渡し・引き取りを行います。

1-1-2. 園児の相手

保育園内における園児とのコミュニケーションは、とても大切な仕事です。子どもと接する時はかがむなどして、目線をできるだけ合わせてあげます。またちょっとしたことをでも「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えてあげることで、子どもの自信を促してあげます。

1-1-3. 着替えやオムツの交換

着替えは、子どもの自発的な行動を促す大切な機会です。例えば1歳児の場合、ズボンの足を通してもらう時に「ぎゅう」と声をかけてあげると、引っ張りあげる仕草をするようになります。すぐに手伝ってあげるのではなく、自分で行おうとする意欲を促してあげます。そして自分でできたという達成感を感じられるようにしてあげるのが大切です。

1-1-4. トイレの介助

生まれてからずっとしたオムツをしていた子どもが、大人と同じようにトイレで排泄できるように手助けと練習を行います。世話をする園児の年齢にもよりますが、排泄の自立をサポートする意識はとても大切です。トイレトレーニングを実施するかどうかは、働く保育園の指示に従いましょう。

1-1-5. 食事やおやつの準備やサポート

食事やおやつの準備、食事中に園児が喉を詰まらせないかをケアしたり、こぼしてしまったら拭いてあげたりします。また働く保育園がどのような食育を行っているのか、給食のレシピの内容なども学べます。

1-1-6. お昼寝の準備や園児の見守り

お布団を敷いたり、子どもが距離を開けて心地良くお昼寝できているかを見守ります。激務の保育士の補助業務として、この午睡チェックは、とても重要なサポートです。最近は子どもの安全性の向上を図るために、カメラ型午睡チェックシステムを導入している園もあります。

1-1-7. 園内の掃除

保育園をいつも清潔に保っておくことは、とても大切です。ほうきや掃除機でゴミを取り除いたり、雑巾やモップで拭き掃除を行います。作業は基本的に上から下に、奥から手前に向かって行います。

1-1-8. 散歩の引率

園児の散歩は、園の外の季節や自然を感じたり、身体を動かすという目的があります。また交通ルールを理解したり、社会性を身に付けるという側面もあります。保育補助的な立場であっても、園児が危険な場所に行かないか等ケアする必要があります。

1-2. 保育補助が担当しない業務とは

保育園バイトの業務は、あくまで保育士の指示に従い、サポートするものです。そのため、子どもの指導計画の作成や様々なイベントの企画、保護者との懇親会などの業務には関わりません。

保育士の仕事をサポートし、業務が円滑に行われる潤滑油的な存在であることを理解しておきましょう。

2. 保育補助に求められるものとは

保育園バイト

2-1. 子ども好きな人

保育園バイトに求められる最も重要な資質は、子ども好きで子どもと接することを楽しめる人です。現場では子どもの遊び相手になったり、折り紙を作ってあげたり、歌を歌ってあげたり、様々なシーンがあります。

また着替えなど、子どもの成長をうながす教育的な場面もたくさんあります。子どもを温かく見守りながら、その成長をサポートしてあげたいと思える人が向いています。

2-2. 体力のある人

保育園バイトは、子どもと駆けっこしたり、抱っこしたりと非常に体力を使う仕事です。そのため、一定以上の体力が求められます。また病気になったり、体調不要で急に休むと、現場への影響も出ます。

そういう意味では保育園バイトは、保育補助ではあるものの、現場な貴重な戦力といえます。体調管理がしっかりできて、子どもにも好かれると自分が貢献できているとヤリガイを感じることができます。

2-3. コミュニケーション力のある人

保育士の指示を仰ぎながら仕事をする保育園バイトは、密なコミュニケーションが欠かせません。仕事内容の確認や、わからないことはどんどん質問することも大切です。

また子どもに対しても、「おはよう」「ありがとう」「よく出来たね」等の声がけはとても大切です。子どもとのコミュニケーションを通じて、子どもの成長を実感できます。

3. 保育補助の面接で気をつけるポイント

保育園バイト

3-1. 明るい笑顔で元気良く話しましょう

保育園では、保育園バイトは「先生」と呼ばれる存在です。常に笑顔で、元気良くハキハキと話すことで、保育の現場にも活気が生まれ、明るくなります。そういった職場に活気をもたらす人材を、保育園は求めています。

わからないことはどんどん質問して、前向きに仕事に取り組む姿勢をアピールしましょう。

3-2. 体力に自信があることをアピールしましょう

採用する保育園側で一番懸念することは、仕事に就いた後に突然欠勤することです。そして現場の業務が混乱し、子どもへのケアが十分にできないことが一番のリスクです。

そういったことが発生する可能性がないと面接官に思われることが、とても重要です。過去に運動系の部活動をやっていたり、ジムに通っているなど、体力につながる活用があれば、面接でアピールしましょう。

3-3. シフトの曜日と時間をすり合わせしておく

多くの保育園バイトを採用する側は、すぐにでも現場に入れる人材を求めています。そのため、面接時に週のどの曜日の何時からシフトに入れるのか、面接時にすり合わせしましょう。

大学生の場合、授業の時間割と両立できるようなシミュレーションを事前にしておきましょう。シフトに入れる時間帯を準備しておくとは、この仕事への本気度をアピールできる絶好の機会です。

4. まとめ

保育園バイトは、保育士を目指す方にとっては、現場を知れる絶好の機会です。保育士とのコミュニケーションを通じて、仕事の連携の重要さを学ぶことができます。

そして何より、子どもと接する楽しさ、可愛いらしさ、日々の成長を実感できます。この間までできなかったことができるようになったり、笑顔で返してくれたりといった体験ができます。

保育士を志望されている方は、一度保育園バイトを体験してみることをおススメします。

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