保育士には、保護者の方から子どもを預かり、保育する大切な役割があります。ここでは保育園と幼稚園の違いと、保育士の仕事とその魅力について解説します。
1. 保育園と幼稚園の違い
保育士が働く保育園と幼稚園では、管轄する省庁と法律が異なります。以下、そのポイントを記します。
<保育園と幼稚園の違い>
【保育園】
・所管/厚生労働省
・種別/福祉施設
・必要な免許/保育士資格証明書
・一般的保育対象/0歳~小学校入学まで
・保育時間/8時~18時
・給食/義務
【幼稚園】
・所管/文部科学省
・種別/教育施設
・必要な免許/幼稚園教諭免許状
・保育対象/満3歳~小学校入学まで
・一般的保育時間/9時~14時
・給食/任意
2. 保育士の仕事内容
保育士の仕事内容は、園児の保育だけでなく、イベントの運営から保護者へのケアまで、多岐に渡ります。そのポイントを、以下に記します。
<保育士の仕事内容>
・食事や着替えなど、基本的な生活習慣を身に付けれるようにする
・紙芝居などいろんな催し物を通じて、心と体の発達を促進する
・園児同士の集団生活を通して、社会性が身につくようにサポートする
・常日頃から子どもの健康状態をチェックし、健康管理をする
・子どもの保護者とのコミュニケーションを通じて、信頼関係を築く
保育士の仕事範囲は、このように多岐に渡ります。最初の1~2年は、慣れるまで大変かも知れません。しかし多くの保育士が感じているように、目の前で乳児の頃から預かった子どもがすくすくと成長し、自分の名前を呼んでくれたり、実際の親のように慕ってくれるのは、保育士という仕事ならではの喜びといえます。
保育士というお仕事の具体的な内容を更に知りたい方に、随時役立つ情報を発信していきます。是非、ご活用下さい。
3. 保育士の仕事内容コンテンツ
保育士の仕事内容に関連するコンテンツを、以下ご紹介します。