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保育士に転職するには?成功するポイントを解説します!

保育士転職

保育士転職するには、どうしたらいいのでしょうか。社会にいったん出て違う仕事に就いたものの、「子どもと関われる仕事がしたい」「やはり保育士の仕事がしたい」という想いが募り、途中から保育士になるための準備をする人がたくさんいます。本記事では、違う職種から保育士に転職しようと考えている人に向けて、役に立つポイントをできるだけ丁寧に解説していきます。

 

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1. 保育士に転職するには

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C子

最近、うちの園に営業職から転職した先生が入ってきたんです!

違う職種からの転職は前職のスキルが活かせるから、私たちも勉強になることがあるよね。

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B子

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A子

この記事では保育士として必要なスキルやどういう人に向いているかを紹介しているから、これから転職しようと考えている人はぜひ参考にしてみてね。

 

現在他業界でで働きながら保育士資格がない場合、まず国家資格の取得を目指す必要があります。一番効率的なのは、厚生労働大臣が指定する短期大学(昼間2年・夜間3年)や専門学校(昼間2年・夜間3年)で学び、卒業と同時に資格を取得するコースです。

また現場で仕事をしながら資格取得を目指すパターンもあります。具体的には、「保育士補助」として勤務を始めながら実際の仕事をマスターし、資格を取得します。通信講座や国家資格受験の補助制度を備えている保育園もあり、そういった制度を活用できれば、現場のアドバイスももらえる一石二鳥のコースです。

違う職種から保育士への転職で、人事担当者がチェックするポイントは「この仕事に対して高い意欲はあるか」「現場でパフォーマンスを発揮できるレベルのコミュニケーション能力があるか」「同僚とうまくやれる協調性はあるか」「保護者との良好な関係を構築できそうか」です。

こういったポイントを把握した上で準備をすることが、非常に大切です。

 

2. 保育士に転職するのに向いている人とは

違う職種から転職して保育士を志望する人は、保育士という職種への想いが強いと思います。ここではこの仕事には、どんな資質が要求されるのかを解説します。

2-1. 転職に必要なスキル①/コミュニケーション能力

みなさんもイメージがあるように、保育士といえばまずは子どもの成育がお仕事のメインです。日々のやり取りだけでなく、お誕生日会や遠足、クリスマス会といったイベントも多い保育園の現場では、子どもに好かれ、慕われることがとても大切です。

同時に子ども側の立場に立って、「子どもは何をしたがっているのか」「子どもは何を伝えたがっているのか」を汲み取ってあげて、子どもに寄り添いながらサポートしてあげることもとても重要です。

またその大切な子どもを預けている保護者の方々に、保育園での子どもの様子を伝えたり、普段の子どもの成長を踏まえた子育て上のアドバイスをするといったケア面でのコミュニケーションも非常に大切です。

2-2. 転職に必要なスキル②/責任感

保育士は子どもの親代わりであると同時に、国家資格を持つ育児のプロでもあります。親が外で働いている時間に親と同じ役割を果たし、しかも幼い命を預かる責任者としての自覚を持ち、事故が起こらないように配慮する必要があります。

保護者から安心して子どもを預けてもらえる保育士になるためには、子どもの順調な生育と健康・安全の両立に対して、大きな責任を背負っている自覚が必要不可欠です。

2-3. 転職に必要なスキル③/協調性

保育園の現場では、スタッフ同士が連携して行う業務がたくさんあります。例えば年齢別のクラスは、複数の保育士がチームとして担当します。また大きな行事は、それぞれの役割分担を決めて、連携しながら準備をしたり実施をします。

「今度の企画はどうしましょう?」「昨年使用した型紙はどこにあります?」「ここは気をつけてね」など、クラスを超えて情報共有しながら、お互い新しいアイディアや改善点を出し合って、良いものを作り上げていくことが求められます。そういったチームワークが良い保育園作りには欠かせず、人間関係を大切にする意識が必要になります。

 

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3. 他業界で培った保育現場で役立つスキル

転職して保育士になりたい方に求められる保育園の現場で役立つスキルには、どのようなものがあるでしょうか。以下、具体的に解説していきます。

3-1. 接客業や営業職でのコミュニケーションスキル

転職する前の仕事がホテルやレストランといった接客業や営業職の場合、様々なお客さんとの会話で鍛えられたコミュニケーションスキルが役立ちます。

保育士は、同僚や先輩とのスムーズなコミュニケーションが必要な仕事が多いので、笑顔を忘れない心配りのある会話スキルは業務に非常に役立ちます。また保護者とのリレーション作りにおいても、接客や営業で学んだスキルがすぐ活かせます。

こういったコミュニケーションスキルが活かせ、かつ「子どもの成育に関わりたい」「子どもの成長の笑顔を作りたい」という想いが強い人は、転職がうまくいく可能性はかなり高いでしょう。

3-2. 事務職で培ったPCスキル

保育士の仕事には、先述のコミュニケーション力が求められる場面が多いのは当然として、実はPCスキルを必要とされるものも結構あります。具体的には、年間計画書や保育便りの作成、園児たちを楽しませる紙芝居他の素材収集などです。

これらの作業を効率的に行うためには、インターネット上での情報収集、ワード、エクセル、パワーポイントといったソフトを操作するスキルが求められます。前職の事務職でこういった作業の経験があると、すぐに現場で役立ちます。また転職活動の面接場面で、事務職在籍中の作成物をアピールすると、どのレベルの作成能力があるのかを面接官に理解してもらえるので、内定の確率も高まるでしょう。

3-3. 製造業など作業系の体力スキル

保育士の仕事を長く続ける重要な資質の一つが、体力です。子ども愛や保護者とのやり取りにおけるマナーや社会性以外に、この体力も欠くことのできないものです。

なぜならば、子どもとの成育サポートは事故を防止しながら、一人一人の性格を把握し、細かくケアする必要があります。日常的に抱っこしてあげたり、トイレを手伝ってあげたりといった力仕事が結構あり、同時に連絡帳の記入やイベントの準備といった事務作業もこなさなければなりません。

製造業などでの作業経験からそういった体力面での自信があれば、あとは1年間を通して業務を把握し、覚えていくことで現場に貢献できる可能性は高いでしょう。

 

4. 保育士転職①/仕事内容を知る

保育士の仕事は、0歳から就学前の子どもを保護者から預かり、その生育をサポートします。その社会的ニーズは非常に高く、働く場所も保育園、企業の事業所内や病院の託児所、認定こども園、児童福祉施設など多岐に渡っています。

保育園では、年齢別に分けられたクラスをチームで担当します。また子どもたちのサポートはもちろん、お絵かきや手遊び、紙芝居などの各種出し物、誕生日会や運動会といったイベント、保護者への連絡や報告などその仕事範囲は広範囲に渡っています。

子どもとの関わり方は、日々楽しくイキイキと過ごすだけでなく、あいさつ、歯磨き、うがい、手洗い、服の着替えやお箸の持ち方といった生活習慣をちゃんと身に付けさせ、集団生活を通して子ども達の社会性、協調性を育むことも大切な仕事です。


 

 

5. 保育士転職②/ヤリガイとは?

保育士の仕事のヤリガイとは、どんなものでしょうか。以下、具体的に解説します。

5-1. 日々子どもの成長に関わっていることが実感できる

毎日子どもと一緒に時間を過ごす保育士。小さな子どもの成長は、大人の想像をはるかに超えています。できなかったことができるようになったり、保育士の先生に対していろんな意志表示や愛情表現を示してくれます。

そんな子どもに、わからないことを教えてあげたり、困っていることを助けたりすることで、信頼関係が芽生えていきます。またその成長ぶりを保護者と共有することで、保護者からも感謝されます。自分の子どものように愛情を注ぎながら、その成長ぶりを実感できる保育士の仕事は、非常にやりがいが大きい仕事です。

5-2. 成育のプロとして社会に貢献できる

もし世の中に保育士がいなければ、多くの女性が仕事ができなくなるでしょう。保育士は子どもを持つ女性の労働を支える重要なサポーターであり、また預かっている時間は代理の親としての重要な使命を担っています。

安全・安心を心がけながら、子どもが楽しくイキイキとした時間を過ごしながら成長できる時間をプロデュースする保育士は、社会における保育のプロとして社会貢献性が非常に高い仕事なのです。

5-3. 国家資格として専門性が高く、ニーズも高い

保育士は国家資格であり、引く手あまたで一生働けるほどニーズが高い仕事です。また結婚・出産・子育ての期間中でも派遣保育士やパート・アルバイトとして採用されやすく、子育て後にも復職しやすいというメリットがあります。

またいろんな施設でも働くことができます。活躍を支援するために待遇を改善する施設も増加傾向にあり、社内研修などを利用することで、実務スキルの専門性を高めていくことも可能です。転職して保育士になろうと決意するポイントはたくさんあります。

 

 

6. 保育士転職③/必要な資格を確認

6-1. 資格取得の方法

保育士として働くには、国家資格を取得する必要があります。厚生労働大臣が指定する保育士養成の学校・施設(4年制大学・短期大学・専門学校ほか)で規定の過程を履修・卒業することで、無試験で保育士資格が得られます。

また国家試験を受験するパターンもあります。一般社団法人全国保育士養成協議会が全国47都道府県で年2回実施する国家試験を受験し、合格すれば保育士資格を取得できます。

6-2. 資格取得の難易度

国家資格合格率は、10~20%です。合格は簡単ではありませんが、筆記科目の合格は3年間有効なので、合格科目を年々重ねていくことで資格取得を目指せます。

 

7. 保育士転職サービスを最大活用

国家資格の保育士資格を取得し、保育士という仕事を把握した後は、今まで他業界で培ったスキルを活かし、いよいよ自分にぴったりの保育園探しです。

おススメは保育士業界に特化した保育士転職サイト、保育士転職エージェント、保育士転職フェアなどの活用です。それぞれのサービスの効果を最大限にするためには、自分自身が目指す保育園のターゲット像をキチンと設定することです。

「エリア」、「通勤時間」、「お給料」、「保育園の規模や種類」、「教育方針」など、転職活動における優先順位の高い条件を決めましょう。

 

8. 【未経験でも安心】資格取得から転職までサポート

保育士ナレッジでは、他業界から保育士に転職することを目指したい未経験の方でも資格取得から転職までをサポートしています。現場を知り尽くしたスタッフがサポートしますので、ご安心下さい。詳しくは、こちらからお願いします。

 

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