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保育士転職サイト活用方法!現役保育士が要点を解説②

保育士転職サイト

保育士転職サイトの活用方法第二弾は、いかに内定を獲得するための実践的なポイントを解説していきます。一番重要なのは、あなたが入りたい保育園の求人広告を分析し、「どんな保育士を欲しがっているのか」を把握し、その人物像に自分を近づけることです。

各園のターゲット像士は、「若い保育士」「中堅保育士」「管理職クラス」「教育理念に共鳴する保育士」「得意なスキルを持つ保育士」といった様々なタイプがあることを理解して、活動しましょう。

 

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1. 自分の強みと園の求めるものの一致が理想

転職活動は、孤独で心細い気持ちになりがちです。「保育士転職サイトで以前の職場よりも、自分に合う職場を見つけたい」「キャリアアップが実現する転職にしたい」「人間関係がうまくいきそうな保育園で働きたい」といったいろんな気持ちが交錯すると思います。

まずは保育士転職サイトをチェックし、魅力的な求人案件にどんどん応募したくなりがちです。ただそのアクションにいく前には、自分自身の転職活動のマッチングのカタチについて考えてみましょう。

「自分の強みが活かせる」「その強みを受け入れ側の園も求めている」という、応募するアナタと採用する保育園のニーズがぴったり合う転職こそが、一番の理想です。

現在慢性的な人不足な状況が続いているため、妥協すれば転職できないという事態はないでしょう。しかしキャリアにおける転職回数を3回とすると、転職の機会は大切にし、毎回自分自身にとって一番最適な保育園探しを真剣に取り組むべきです。

特に低キャリア時代の最初の転職は、「自分は保育士としてどうキャリアアップしていくのか」という方向性が決まります。そういう意味では、最初の転職活動の時から「自分軸」を固めることがとても重要です。

保育士転職

転職活動を成功させる一番重要なポイントは、「自分の強み」と「応募保育園のターゲット人物像」が一致することです

 

2. 保育士転職活動でのマッチングポイントとは

ここでは、保育士転職活動における本人と採用する保育園とのニーズが重なるポイントを解説していきます。

2-1. 自分の得意分野を活かす

転職活動で一番多いパターンが、この自分の得意分野をアピールするというものです。具体的な得意分野として、代表的なアピール例を以下ご紹介します。

私は7歳の頃からピアノを習い、音楽は自分の感情を表現できる素晴らしいものだと感じました。この音楽教育に熱心なところに共鳴し、応募させて頂きました。

私は子どもの頃から絵本が好きで、絵本は子どもの想像力を育む素効果があると考えています。前の園でも感情豊かに絵本を読み聞かせることで、子どもたちの興味を喚起させ、世界を広げることに喜びを感じていました。貴園もそういった取り組みを大事にしていることを知り、共感致しました。

私は小さい頃から、図画・工作が得意でした。園の出し物や季節ごとのイベントの飾りをできるだけ手作りで作成していました。園での話題や子どもの旬な関心事を制作物に反映させることで、市販の既製品では表現できない親しみやすさを演出しました。貴園のホームページを拝見し、イベントも熱心に取り組まれていることがわかり、貢献させて頂きたいと思いました。

2-2. モンテッソーリ教育重視に共感する

私は今までの保育士人生で、モンテッソーリ教育に特化した保育園での経験はありません。先日モンテッソーリ教育を知る機会があり、日常生活における子どもとの関わりの重要性を更に学びたいと思うようになりました。ホームページで貴園はモンテッソーリ教育を重視した教育を実践されていることを知り、是非貢献させて頂きたいと思い、応募させて頂きました。

2-3. 食育に力を入れている保育園に共鳴する

私が貴園を志望させて頂いた理由は、食育に非常に力を入れていることをホームページを見て感じたからです。私が育った家庭でも食育を大事にしており、近所の農家さんに土地を借りてさつまいもやとうもろこし、トマトなどを作っていました。そういった原体験もあり、食育を大事にされている貴園で子どもと一緒に成長したいと考えています。

 

 

3. 求人広告とHPから園が欲しい人物像を読み取る

保育士転職活動において「自分自身をどう見せていくか」と同じくらい重要なのが、「どんな園が自分を必要としているか」を探すことです。その大きな手掛かりになるのが、「求人広告」と「園のホームページ」です。

人材採用の重要性を認識している園ほど、保育士転職サイトにおける求人広告への記載とホームページが充実している傾向があり、中には「私達は〇〇を大事にする保育士の方とお待ちしています」といった自分達の園が欲しい人物像を明確に打ち出しているところもあります。

そういったポイントをまずはチェックし、自分の特技が活かせたり、教育方針が共感できたりする保育園を見つけましょう。その後、お給料や勤務地、福利厚生といった条件を見ていくのが良い流れかと思います。

待遇から選ぶと、肝心の業務部分で合わなかった場合、本人も採用した園も、双方が無駄になってしまいます。やはり「自分がやりたいこと」「自分に向いていること」を大事にした園選びこそ、理想の転職活動です。

 

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4. 採用する側の保育園が会いたくなる志望動機

YouTubeには、自分自身の経験をもとにしたノウハウや見識を公開・解説してくれているものが、多数あります。その中でも、この『履歴書の書き方「会ってみたくなる志望動機』です。保育士転職サイトの求人案件へのアプローチに活用できます。以下、ポイントを記します。

保育士転職

あくまで採用側の視点に立って。「何がしたい」「その根拠は〇〇」「やる気」の3つのポイントを押さえること


 

「なぜ、あなたなのか?」それを、履歴書の志望動機欄でどう表現するかが、転職活動の成否を分けるポイント。

志望動機欄では、「その園に入って、自分がやりたいこと」をしっかり書くべき。

「やりたいこと」には、「自分のピアノのスキルを活かして、より出し物やイベントが活性化し、音楽面での子どもの成育への貢献をしたい」といった具体的にキャッチな形でアピールすべき。

履歴書の志望動機欄は、どうしても一方的に自分の得意なことを書いてしまいがちです。この動画の作者は採用担当者時代の経験から、「それでは採用していいかどうかの判断がつかない」と断言しています。この指摘は貴重で、逆にいうとそういった履歴書がまだまだ多いことをうかがわせます。

採用担当者が「この人に会ってみたい!」と思わせる志望動機を、是非実現しましょう。

 

5. 保育士転職活動まとめ

保育士転職活動の本質は、“自分探し”と“保育園探し”です。「自分は何がやりたいのか」「自分はどうなりたいのか」を考えて転職するのと、安易に一時的な感情で逃避的に退職して転職するのでは、大きな差が出てきます。

転職活動は前向きに捉えて、“自分自身を変える絶好の機会”と考えましょう。幸い保育士業界は、受け入れ先の方が多い業界なので、職につけないということはありません。だからこそ、保育士転職サイトにおける数多い求人情報から自分合う保育園を探すことが重要です。

もしご自身の中で、「キャリアの方向性が見えない」「今までの経験の中で、どれをアピールしたらいいか迷ってしまう」といった悩みがある場合は、このページの右にあるWEB面談サービスをおすすめします。

みなさんと同じ保育士が運営しているサービスですので、同じ仕事をしている者同士の共感や、保育士業界の事情についても忌憚なく話しやすいと思います。

保育士ナレッジの運営母体は九州博多が中心ですが、全国ネットワークと繋がっており、日本のどこの保育園志望でも対応できます。是非、ご活用下さい!

 

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