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保育士の志望動機とは?豊富な切り口の例文活かして内定GET!

保育士の志望動機は、転職活動でとても大切です。なぜなら、志望動機は求職者の園に対する“本気度と活躍予想度がわかる”からです。実際に志望動機の書き方のポイントを押さえるかどうかで、内定率は大きく変わってきます。

保育士の転職回数は、平均2~3回といわれてます。つまり、保育士として経験する職場は、初めての園を含めて人生で3~4箇所です。だからこそ、ベストな志望動機で希望する園に受かることが重要です。

本記事では、みなさんの転職活動がうまくいくような志望動機の書き方を解説します。是非、参考にして下さい。

 

保育士実技試験対策講座

 

1. 保育士の転職で志望動機が大事な理由とは

保育士の転職活動

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C子

B子先生ずっとここの園で働いているんですか?

ううん!私は産後、人材紹介に登録して色んな話をきいてここの園に面接に来たの!この記事でも求人サイトの使い方から面接に受かる方法まで解説してるよ!

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B子

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C子

この記事では志望動機の書き方から面接に受かる方法まで解説しています☆彡是非参考にされてください!

志望動機とは、「受験する企業や保育園をなぜ志望するのか」を明確にしたものです。例えば、「〇〇という教育方針に共感したので、貴園で働きたいと考えました」というものです。

また志望動機には、「自分が希望する園の惹かれた具体的な部分とその理由」が必要です。それらを熱意を持って書くことで、いかにその保育園に興味を持ち、そこで働きたいと考えているかをアピールできます。

 

2. 志望動機の書き方の重要ポイント

保育士 志望動機の書き方

2-1. まず結論から書き出す

文章の書き出しは、とても大切です。採用担当者の元には、求人広告を出した後に多くの応募書類が届きます。例えば待遇が良い園の場合、大量の応募者の書類が殺到することがあります。

そういった状況で、採用担当者は応募者の志望動機に目を通します。結論から書き出している文章は、誰が読んでも非常にわかりやすく、何がいいたいかが理解しやすいのです。

2-2. 活かせる具体的スキルや経験を書く

応募する園で活かせる具体的スキルは、志望動機の最重要ポイントです。なぜなら、中途採用活動をする園は“即戦力の人材”を求めているからです。さらに詳しくいうと、“応募人材に求めるスキル”を設定している園もたくさんあります。

具体的スキルとしては、「責任感」「体力」「観察力」「コミュニケーション能力」などがあります。また管理職クラスを採用する場合は、「リーダーシップ」や「判断力」も入ってきます。

採用活動でマッチングという言葉が使われる理由は、応募者の資質やスキルと採用する園側のニーズのお見合いだからです。

2-3. 熱意も志望動機の重要な要素

採用担当者は、「たくさんある園の中でなぜうちなのか」と考えて、志望動機を読んでいます。つまり、“動機”の部分を知りたがっているのです。

その園を選んだ理由については、「園の教育方針」や「園独自の取り組み」、「園の規模」などがあります。求人広告を読むだけでなく、興味がある園のホームページは詳しくチェックしましょう。

2-4. 退職理由はポジティブに書く

保育士の転職活動における退職理由は、できるだけポジティブに書くようにしましょう。採用担当者側は、多くの理由が人間関係であることはわかっています。しかし、そのことを正直に書くと印象が悪くなってしまいます。

退職理由の基本的な書き方は、ポジティブでキャリアに前向きにしましょう。例えば、「前職で〇〇といった経験をさせて頂き、〇〇のスキルも身につきました。貴園で更にスキルアップを目指し、今回応募させて頂きました」といった感じです。

2-5. 枠の8割以上は埋めるように書く

どんなに良いことを書いていても、志望動機の欄の半分以上が余白であった場合、印象は良くありません。枠の8割以上は埋まるように、分かりやすく丁寧な字で書くようにしましょう。

何を書くかも大事ですが、書式も同じぐらい大事です。志望動機欄の文字の埋まり具合は、熱意と同じと見られる場合もあることに留意しましょう。

 

3. 新卒・未経験の志望動機の書き方

保育士 新卒 志望動機

3-1. 新卒・未経験の志望動機の訴求ポイント

まだ保育士として実経験がない新卒や未経験者の場合、「素直さ」と「ポテンシャル」が期待されます。ポテンシャルとは、潜在能力や将来の可能性、発展性といった意味を持つ言葉です。また保育士は体力を必要とする仕事でもあるので、「元気良さ」も求められます。

<新卒・未経験者の訴求ポイント>
① 素直さ
② 保育士という仕事に対する熱意
③ 自分がなりたい保育士像
④ 保育士になりたいと思った原体験

3-2. 新卒・未経験の志望動機例文

ここでは、新卒・未経験者の志望動機例文をご紹介します。

<新卒・未経験者の志望動機例文>
貴園を志望したのは、「子どもの一人一人の個性と向き合い、大きく伸ばす」という教育方針に共感したからです。私の両親も同じ考えで、小さい頃から好きな音楽に打ち込む環境でした。
私の場合は、ピアノが大好きで各種コンクールでの入賞歴も多数あります。何か一つことに打ち込むことで、自信も身に付きました。そういった実体験から、子どもの個性や才能を伸ばしてあげる保育ができればと考え、応募させて頂きました。

 

4. 経験5年未満の志望動機の書き方

保育士 経験5年未満の志望動機

4-1. 経験5年未満の志望動機の訴求ポイント

若くて体力があり、基本的な保育の知識と経験がある第二新卒は、転職市場でとても人気です。なぜなら、保育士として一から教育する必要がなく、即戦力として期待できるからです。

またキャリアはまだ若いので、経験値やスキルだけでなく、仕事に対する姿勢や人柄も重視されます。そういった採用側のニーズを考慮した上で、以下のポイントをアピールしましょう。

<経験5年未満の訴求ポイント>
① 保育士という仕事に対する熱意
② 自分がなりたい保育士像
③ 仕事上で努力してきたポイント
④ 前向きな退職理由

4-2. 経験5年未満の志望動機例文

ここでは、経験5年未満の志望動機例文をご紹介します。

<経験5年未満の志望動機例文>
前職では、園児数が〇〇名の小規模の保育園で3年間働きました。そこでは幅広い業務を担当させて頂き、保育士として必要なスキルは一通り習得できたと思います。
そしてもっと自己成長したいと思い、更なる規模の大きい園を探したところ、貴園を知り応募させて頂きました。これまで培ったスキルを更に伸ばし、貴園の保育に貢献できればと考えています。

 

5. 経験5年以上の志望動機の書き方

保育士 経験5年以上の志望動機

5-1. 経験5年以上の志望動機の訴求ポイント

保育士として5年以上勤務している場合は、その人物に経験とスキルがあるとみられます。現場に入って、すぐに即戦力として活躍することが期待されているといっていいでしょう。中堅以上のスタッフとして求められていることを理解した上で、以下をアピールしましょう。

<経験5年以上の訴求ポイント>
① 過去の実際の取り組み
② 上記を通して学んだスキルや具体的成果
③ 特にマネジメント的な取り組みや具体的成果
④ 前向きな転職理由
⑤ 具体的な今後のキャリアイメージ

5-2. 経験5年以上の志望動機例文

以下に、経験5年以上の志望動機例文をご紹介します。

<経験5年以上の志望動機例文>
私は、前職では主任を任されていました。メイン業務は、新人の採用面接や保育士15人のマネジメントです。例えば、求人原稿の作成や保育士の勤務評価書類の作成もしていました。
そうした中、保育士として子ども一人一人により向き合い、保育にもっと関わりたいと考えるようになりました。貴園の少人数制プログラムは、私にとって理想の形でした。また過去に習得したスキルも、貴園で活かせると考えています。

 

6. 得意分野を活かした志望動機の書き方

保育士 得意分野を活かした志望動機

6-1. ピアノが得意な方向けの志望動機例文

ピアノは、保育士試験の実技試験の科目に採用されています。それほど、保育の現場では活躍するスキルです。ここでは、ピアノのスキルを志望動機に活かした例文をご紹介します。

<ピアノを活かした志望動機例文>
私は、情操教育を意識した保育がしたいと思っています。6歳からピアノを始め、その経験から音楽は自分の感情を表現し、他者と共感できるものだと感じました。
これまで大規模園で保育をし、もっと密に子どもたちと関わり、寄り添い、保護者とともに喜びたいという気持ちが強くなりました。貴園のリトミック、楽器に触れる遊びなどの音遊びを積極的に取り入れ、音楽活動が充実しているところに魅力を感じ、応募させて頂きました。

6-2. 運動が得意な方向けの志望動機例文

運動は、保育の現場でも大切です。また成長盛りの子どもは遊び盛りでもあり、その子どもの元気良さを受け止められることも、保育士の重要な資質です。

<運動が得意なことを活かした志望動機例文>
貴園では、日々の保育に運動遊びを積極に取り入れられています。またマラソン大会などの行事も盛んに行われ、とても魅力を感じます。子どもたちに体を動かす喜び・楽しみを教える機会に恵まれている貴園に、是非入職したいと考えております。
私は6年間バレーをしていたこともあり、体力には自信があります。子どもたちとともに汗を流し、体を動かすのが苦手な子にも運動の楽しさを教えてあげられ、喜びを感じられる保育ができるよう頑張っていきたいと思います。

6-3. 絵本や美術が得意な方向けの志望動機例文

絵は、楽器同様、保育士試験の実技試験に採用されているぐらい、重要視されています。例えば、お手製の紙芝居を作ったり、簡単なお絵かきは、子どもにとても喜ばれる重要なスキルです。

<絵本や美術が得意な方向けの志望動機例文>
貴園の絵本の読み聞かせを大切にした保育方針は、私が理想とする保育です。絵本には、子どもの想像力を広げ相手の話を聞く姿勢が自然と身に付き、子どもの心を育てる力があると日々感じております。
私は子どもの頃から絵本が好きで、これまで担当した子ども達にもたくさんの絵本を読み聞かせてきました。今までの保育経験と絵本とのふれあいを活かし、子ども達に絵本の楽しさや素晴らしさを伝えていきたいと思っております。

 

7. 独自教育を実施している保育園の志望動機の書き方

保育士 特化型保育園を目指す志望動機

モンテッソーリ教育やヨコミネ式教育法、英語強化型教育など、独自の教育プログラムを実施している保育園があります。『保育園教育とは?モンテッソーリ教育など有名教育方法を解説します』で詳しく解説しているので、参考にして下さい。

ここでは、そういった保育園を希望する場合の志望動機を、以下にご紹介します。

<独自教育を実施している保育園の志望動機例文>
私は、今までの保育士経験の中で何かに特化した保育園での経験がありませんでした。そして貴園のモンテッソーリ教育にとても興味が湧き、今回志望致しました。今までの保育士の経験から、日常生活の子ども達との関わりが大切かを学びました。
行事を成功することも大切ですが、私は日々の子ども達と過ごす時間をかけがえのない時間と思っています。貴園では是非、モンテッソーリ教育も含め知らない教育なども教えていただき、私自身もスキルアップできればと思っております。

 

8. まとめ

保育士の志望動機は、求職者と採用側をつなぐ“架け橋”になるものです。

応募する人間には情熱やスキル、経験値をアピールでき、採用側にはその人のプテンシャルや即戦力性をチェックできる貴重な資料です。双方がベストマッチングになるためには、応募者が自身を客観視し、採用側のニーズに沿った文章にする必要があります。

また冒頭でも触れましたが、生涯転職回数が2~3回という機会に、ベストな園に入職する重要ポイントです。

是非、本記事の解説ポイントや例文を参考にして頂き、内定を勝ち取って下さい!

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