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保育士試験ピアノ対策とは?合格攻略の動画も紹介します

保育士試験実技ピアノ

保育士資格を取得するには、筆記試験と実技試験に合格する必要があります。9科目の筆記試験に合格した約1ヶ月後に、実技試験は実施されます。

実技試験は、「音楽(弾き歌い)」「造形(絵画)」「言語(素話)」の中から2つを選択します。実技試験の合格率は約8割ですが、油断は禁物です。しっかりと準備と対策をしましょう。

本記事では、保育士試験実技のピアノ対策のポイントを、詳しく解説します。是非参考にして頂き、本番で最高のパフォーマンスを発揮して、合格を勝ち取って下さい!

 

保育士実技試験対策講座

 

1. 保育士試験実技ピアノとは

保育士実技試験ピアノ

ここではまず、保育士試験実技ピアノの概要を解説します。試験ではほとんどの方がピアノを選ぶので、本記事ではピアノ伴奏にフォーカスしてご紹介します。

1-1. 保育士試験実技ピアノの概要

毎年出題される保育士試験実技音楽では、以下の内容になっています。

① ピアノの演奏には、市販の楽譜か添付楽譜のコードネームを参照して編曲したものを使用する
② 歌詞は1番のみで、前奏・後奏を付けても、移調してもよい
③ 課題曲の楽譜はダウンロードできる
④ ピアノは会場に設置された以下のどれかを使用する
・グランドピアノ
・アップライトピアノ
・電子ピアノ

1-2. 採点の対象外になってしまうパターン

せっかく準備しても、採点の対象外になってしまうことがあります。ここでは、そのパターンをご紹介します。

① 全体を通して、ピアノ伴奏しないで歌だけを歌ってしまった
② 全体を通して、歌を歌わないでピアノ伴奏だけを弾いてしまった
③ 歌と同じ単旋律のみを弾きながら、歌を歌ってしまった

2. 保育士試験実技ピアノに受かるために

保育 士 試験 実技 ピアノ 合格

ここでは、保育士試験実技音楽に合格するためのポイントを解説します。

2-1. 審査基準のポイントとは

保育士実技試験の音楽では、「歌」や「伴奏」、「リズム」など総合的な音楽表現力を審査されます。具体的には、2曲の課題曲を弾きながら歌うというものです。

全国保育士養成協議会の受験申請の手引きでは、以下のように指定されています。

① 幼児に歌って聴かせることを想定して、課題曲の両方を弾き歌いする
② 求められる力:保育士として必要な歌、伴奏の技術、リズムなど、総合的に豊かな表現ができること

目の前に園児がいることを想像し、キャッキャと楽しそうに笑顔になるイメージで演奏しましょう!

2-2. 気になる合格のポイントとは

保育士試験実技音楽では、子ども達に好きになってもらえる保育士としての適性が審査されます。合格のポイントを、以下に記します。

① 楽譜のコード通りに、正確に演奏する
② 大きな声で、元気良く歌う
③ 万が一途中で間違えても、手を止めない
④ 笑顔でリズム良く、最後までしっかり歌う

2-3. 受かるための楽譜選びのコツ

受験申請の手引きでは、楽曲の指定しかされていません。つまり、伴奏を含めた楽譜を2曲分用意しなければなりません。ここでは、合格しやすい楽譜選びのポイントを解説します。

2-3-1. 自分が楽しく“弾き歌い”できる楽譜とは

世の中の市販の楽譜には、様々な伴奏のものがあります。ここで重要なポイントは、レベルの高い伴奏は求められていない点です。いかに自分らしく、楽しく、元気に歌えるかが大切です。

そのためには、自分のレベルにぴったりの楽譜を選ぶことがとても重要です。

自分らしく、元気に楽しく伴奏できる楽譜を選ぶのが、とても重要です

2-3-2. 「ハ長調」か「イ短調」の楽譜を選びましょう

保育士試験実技音楽は、高い演奏スキルではなく、園児にとって魅力的な先生になれるかどうかをチェックされます。そのためには、できるだけシンプルな楽譜が良いでしょう。

例えば、♯(シャープ)や♭(フラット)のない「ハ長調」か「イ短調」の楽譜がおススメです。

3. YouTube動画で保育士試験実技ピアノ対策

効果的な保育士試験実技のピアノ対策の一つが、YouTube動画の活用です。動画は何回も観れますし、イメージがしやすいというメリットがあります。ここでは、おススメのYouTube動画をご紹介します。

3-1. 【保育士試験】ピアノ実技でやってはいけない4つのルール

保育士試験の実技ピアノで合格するポイントを、わかりやすく解説してくれる動画です。例えば、「途中で止まってはいけない」「声の大きさは超重要」「上手すぎてもダメ」と指摘してくれています。

具体的には、「途中で止まってはいけない」部分では、「ピアノの試験ではなく保育士試験」「子どもの前で弾くことを想定する」と教えてくれています。

3-2. 2024年保育士試験課題曲「夕焼け小焼け」「いるかはザンブラコ」

※弊社で動画制作中です

3-3. 【保育士試験】実技試験ー音楽・言語の注意事項!

「受験申請の手引き」から、「実技試験(音楽)について」や「よくあるトラブル」など、合格するためのポイントを伝授してくれます。

具体的には、「楽譜は厚紙に貼るのも◎」「歌声のボリュームは、ピアノの音に負けないように少し大きめに」といった嬉しいアドバイスもあります。

3-4. 【保育士実技試験・音楽に関する技術】動画解説

 

 

「どのように歌ったらいいかわからない」「入室から退出までのイメージがつかない」…。そんな悩みをスッキリ解決してくれるのが、この動画です。例えば、「①入室の仕方」では、「失礼します」「受験番号」「フルネーム」といったポイントを細かく教えてくれます。

保育士実技試験のピアノの現場シミュレーションとしては、一番イメージしやすい動画です。

 

4. 音楽に関する技術の実技試験の過去問について

保育士試験実技「音楽」に合格するためには、試験の傾向と対策が重要です。以下に、保育士試験実技「音楽」の近年の傾向と過去問を記します。

4-1. 令和5年度(2023年度)

4-1-1. 「幸せなら手をたたこう」作詞:木村利人 アメリカ民謡

4-1-2. 「やぎさんゆうびん」作詞:まど 作曲:團伊玖磨

4-2. 令和4年度(2022年度)

4-2-1. 「ことりのうた」作詞:与田準一 作曲:芥川也寸志

4-2-2. 「びわ」作詞:まど・みちお 作曲:磯部俶

4-3. 令和3年度(2021年度)

4-3-1. 「あひるの行列」作詞:小林純一 作曲:中田喜直

4-3-2. 「揺籠のうた」作詞:北原白秋 作曲:草川信

4-4. 令和2年度(2020年度)

4-4-1. 「大きな栗の木の下で」作詞者不詳 作曲:外国曲

4-4-2. 「ニャニュニョのてんきよほう」作詞:小黒恵子 作曲:宇野誠一郎

 

5. 保育士試験実技ピアノまとめ

音楽に関する技術の実技試験は、やはり“場慣れ”が大切です。事前に評価ポイントを把握し、それを意識しながら対策欄を参考に、念入りに準備を行うことが大切です。

最近は経験者がYouTubeにイメージしやすい動画をアップしているので、それらを見ながら練習すると、効率的に合格ラインにもっていきやすくなるでしょう。

保育士というお仕事は、子どもの成育に大きな影響を与えます。音楽は子どもとコミュニケーションを取る重要なツールであり、そこで元気よく、明るく先生が演奏することで園児たちも元気になれます。

理想の保育士になれるように、是非頑張って下さい!

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