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保育士資格を活かせる仕事7選!資格と経験を活かして活躍の場を広げよう

保育士資格が活かせる仕事は、保育園や幼稚園といった保育施設だけだと思っていませんか。それだけに限らず、保育士資格は多岐にわたる仕事や職場で活かすことができます。この記事では、保育士資格を保育施設以外で活かせる仕事を7つご紹介します。あわせて保育士として働くことで得られる、スキルについてもご紹介。多様な職場での経験は、保育士としてのスキルをさらに高め、より広い視野で子どもたちの成長を支える力となります。本記事が、皆様のキャリア選択の一助となり、保育士として誇りをもってお仕事に向かえることを願っています。

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1.保育園以外だけじゃない。保育士資格を活かせる仕事7選

それでは保育園や幼稚園などの保育施設以外で、保育士資格を活かせる仕事をご紹介していきます。

1-1. 児童館

児童館は、18歳未満の子どもたちが放課後や休日に安全に遊ぶことができる児童福祉施設です。専門の職員(児童厚生員)を配置して、遊びを通じた子どもの健全育成活動を行っています。ここでは、保育士としての知識やスキルを活かし、子どもたちの遊びや学びをサポートします。児童館で働くことで、地域社会の子どもたちの健全な育成に寄与することができます。

1-2. ベビーシッター

個別の家庭で子どもの世話をするベビーシッターは、保育士資格を活かす場として非常に適しています。一対一でのケアが主となるため、子どもの個々のニーズに細かく対応することができます。また、家庭環境や育児スタイルに合わせた柔軟なサポートが提供できる点も魅力です。登録制のマッチングサイトなどで探すことができます。

1-3. 障がい児施設

「障がい児保育ができる施設で働きたい」「障がい児保育ではどんなことを気をつければいいの?」そんなふうに、障がい児保育にかかわりたい・知識を深めたいと考えている保育士の方も多いのではないでしょうか?障がい児保育とは、身体や知的など、なんらかの障がいをもつ子どもへ行う保育のことをいいます。現状は障がい児保育に必要な資格はなく、保育士資格のみで保育にあたることができます。近年は国の取り組みもあり、障がい児保育を行う施設数が増加しています。専門施設だけでなく障がい児を受け入れている保育園も増えてきているため、障がい児施設での経験は、保育士としての専門性を高める絶好の機会となります。

1-4. 学童保育

学童保育は、小学生を対象にした放課後の保育サービスです。放課後や長期休暇中に、帰宅するまでの子どもたちの安全と成長をサポートする役割を担います。ここでは、学校教育とは異なる視点から子どもたちの発達を支援することができます。

1-5. 子育て支援センター

子育て支援センターでは、親子が交流する場を提供し、子育てに関する相談や情報提供を行います。保育士としての知識を活かし、保護者へのサポートや地域の子育て環境の充実に寄与します。ここでは、保護者との信頼関係を築き、子育ての悩みや課題に対応する力をつけることができます

1-6. ファミリーサポートセンター

ファミリーサポートセンターは、地域の中で子育てをサポートするネットワーク作りを行います。保育士資格を持つスタッフが、子育てに関するアドバイスや保育園の送り迎え等の支援を提供し、地域の子育て家庭をサポートします。地域密着型の支援活動により、地域全体の子育て環境の向上に貢献できます。

1-7. 子ども向けアフタースクールプログラム

アフタースクールプログラムでは、学校の授業後に子どもたちが参加するさまざまな活動を提供します。保育士としての経験を活かし、教育的なプログラムや楽しいアクティビティを通じて子どもたちの成長をサポートします。ここでは、子どもたちの興味や関心に合わせた柔軟なプログラムを企画・運営する力をつけることができます。

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C子

保育士資格を活かした職場ってこんなにあるんですね

今はいろんな働き方があるから今までの経験を活かすこともできるのよね

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A子

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C子

保育士として色々な形で働いてみるのもおもしろそうですね

そうね、多様な経験をすることで、各所との連携がとりやすくなったり、児童福祉関連のスキルアップにもつながるわね

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A子

 

 

2.保育士資格を活かした仕事で身につくスキル

また保育士という職業は、多くの潜在スキルを磨くことのできる職業でもあります。日々の業務の中では、なかなか感じづらい部分かもしれませんが、以下に保育士という職業経験により得られる様々なスキルをまとめましたので、ぜひご覧頂きご自身の成長を振り返るきっかけにしてみてくださいね。

2-1. コミュニケーション能力

保育士は、子どもたちや保護者、同僚と円滑にコミュニケーションを取ることが求められます。子どもたちの気持ちを理解し、適切な対応をすることはもちろん、保護者に対しても日々の報告や相談に応じる能力が必要です。また、保育士はチームで働くことが多く、同僚と協力して業務を進める必要があります。子どもの成長や健康情報など、報連相をしっかり行い、チームワークを重視する姿勢が重要です。

2-2 観察力

子どもたちの行動や表情を細かく観察し、健康状態や感情の変化を敏感に察知することが求められます。また子どもの成長を継続的に見守り、その成長に対し適切なサポートを出していきます。この観察力は、子どもたちが安心して過ごせる環境や、変化成長を見守るために不可欠です。

2-3. 忍耐力と柔軟性

子どもたちは一人ひとり違うペースで成長し、予測できない行動を取ることも多々あります。時には我慢強く見守り、時には広い視野で全体に気を配るなど、保育士には高い忍耐力と柔軟に対応する能力が求められます。

2-4. 創造力

保育士は、子どもたちが楽しみながら学べるような遊びやプログラムを考案する必要があります。創造力を活かして、四季折々の行事や日々の活動を計画し、子どもたちに多様な経験を提供したり、運動会などのイベントでは、企画運営を行うこともあります。日々の生活の中でも、マルチタスクをこなすため創意工夫するスキルも身につきます。

2-5. 教育スキル

保育士は、子どもたちの発達段階に応じた教育を行うための専門的な知識とスキルを持っています。「相手の立場に立って分かるように簡潔に伝える」スキルはコミュニケーションを円滑に行うためにも重要です。これは、相手が大人の場合、業務などを教える際にも役立つスキルです。

2-6. カウンセリングスキル

保育士は、子どもたちや保護者が抱える悩みや問題に対して、相談に乗ることが求められます。基本的なカウンセリングスキルを持ち、相手の話に耳を傾け、適切なアドバイスを提供します。

2-7.危機察知能力

季節ごとの風邪やウイルスなどに詳しくなり、1年を通して様々な病気に対応していきます。時には自分自身にも症状が現れることもありますが、経験を積むことで病気に負けない身体が作られていきます。また、誤飲や死角になる場所、目線の高さにあるものなど日頃の子ども達の怪我を注意することから様々な危機察知能力が身に付きます。

2-8. 体力

当然ながら保育士の仕事は、子どもたちと一緒に活動するための体力や健康管理が必要です。特に小さな子どもたちの世話をする際には、だっこやおんぶ、こどもと一緒にかけっこなど、体力が求められます。

このように、保育士として得られるスキルは、子どもたちの成長を支え、保護者との信頼関係を築くために重要なスキルばかりです。また、これらのスキルは他の多くの職種でも活かすことができ、保育士としての経験が多様なキャリアの選択肢を広げる力となります。

 

3.おわりに

保育士資格を活かして働ける職場は、保育園、保育所以外にも多岐にわたります。様々な職場での経験を通じて、保育士としてのスキルをさらに高め、広い視野で子どもたちの成長を支えることができます。

また、保育士という職業は、様々なスキルを身に着けられる職業でもあります。ぜひ、得られるメリットを意識して、子どもたちと一緒に成長を感じながら楽しくお仕事していけるといいですね!

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