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折り紙は知育効果が抜群!保育園ですぐ使える折り方をご紹介!

折り紙

折り紙は、日本の伝統的な文化です。「Origami」の呼び名で海外でも広く知られています。そんな折り紙は保育園の子どもにも人気で、器用さだけでなく想像力や集中力、忍耐力などを養えるという教育メリットがあります。

また折り紙は室内だけでなく外でもできるというメリットもあります。本記事では、保育園の現場ですぐ使える折り紙について詳しく解説します。

 

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1. 折り紙は保育士の取り組みで効果が変わる

折り紙

1-1. 心身の発達に効果的な折り紙

幼児期の折り紙遊びは、みんなで楽しみながら手指の技巧性を向上させ、集中力を身に付けることができるといわれています。子どもにとって、折り紙は心身の発達に良い影響を与えるものなのです。

保育園の現場では、折り紙は知育効果のある人気の遊びとして昔から行われてきました。そんな魅力的な折り紙ですが、保育士の取り組みによってその効果はさらにアップします。

1-2. 社会性を学べるのも大きなメリット

折り紙は作るだけでなく、完成した折り紙を使って様々な遊びをすることで、子どものモチベーションが上がり、応用力も養えます。折り紙でアイスクリームを作った後、アイスクリーム屋さんごっこを楽しむことで、お店側とお客さん側に役割分担し、社会性を学べます。

また季節の行事と連動させることで、その行事への関心度と理解度が高まります。例えば、ハロウィンやクリスマスの時期にぴったりの折り紙を作って壁に飾ったりすることで、その行事へ参加意識も高まるという効果があります。

 

 

2. 折り紙の5つの効果とは

折り紙

折り紙は、保育園の子どもの発育にとって知育効果が高いものです。知育とは、思考力や想像力、判断力を育てることです。ここでは、その具体的な内容をみていきましょう。

2-1. 指先の器用さを養う

子どもが折り紙を折る時、指先を細かく動かすことが求められます。この動きは、複雑な折り方をする折り紙ほど指先の発育を促す効果があります。子どもは器用さが上達すると、折り紙の端と端を合わせることができるようになります。

また人の脳は3歳までに80%は作られるといわれており、神経が集中している指先の訓練は、脳の成長を促す効果もあります。

2-2. 集中力、忍耐力を養う

折り紙を上手に折るためには、集中力が必要になります。一定時間、一枚の色紙と向き合い、集中して取り掛かる必要があります。

最初は集中力が続かず、途中で諦めたり、投げ出す子どもも出てくるかも知れません。しかし飽きずに集中して取り組むことで、端と端がピッタリ揃った完成度の高い折り紙を作れることを体験することで、子どもはその重要性を認識するのです。

そして更に複雑な折り紙に取り組むことで、より高い集中力と忍耐力が必要だということを学んでいくのです。

2-3. 想像力を養う

折り紙は、折りる手順と完成形のイメージを固める力を養う効果があります。紙を折る前に「ここをこう折ればこうなる」という予測する力と、「今はどの部分を折っているのだろう」「この次はどこを折るべき?」といった想像力が鍛えられるのです。

特に保育士の先生に横に座って子どもが教えてもらうシーンでは、「どのように折れば先生と同じ折り紙になるのかな」という想像力を働かせる効果があります。

2-4. 手順に沿って作業する力を養う

折り紙という遊びは、手順に沿って正確に作業に行うことで完成度の高い折り紙が出来上がります。順番を間違えたり、雑な折り方では美しい折り紙はできません。

自己流ではなく、ちゃんと手順を踏む大切さを学べるのも折り紙の大きなメリットです。きちんと手順を守って作業することで、正確に形が実現していく喜びを経験することが大切なのです。

2-5. やり遂げる力が身に付く

もともと折り紙が好きな子どもならともかく、そういった作業があまり好きではない子どもや、飽きっぽい子どももいます。しかし、途中で諦めずに一つ一つの工程を進めていき、折り紙を最後まで完成させることで、何事も最後までやり遂げるという姿勢が身に付くのです。

この時、保育士が「よく最後まで頑張ったね!偉い!」と褒めてあげることで、更にその効果はアップします。この成功体験の積み重ねによる何事もやり遂げる姿勢は、大人になってからもとても大切な資質です。

 

3. 保育士にとって折り紙のメリット

折り紙は、子どもの成育をサポートする保育士にとってもメリットがあります。その具体的ポイントを、解説します。

折り紙

3-1. 全ての年齢に適用できる

折り紙は、1枚ですぐに簡単にできるりぼんや星といったものから、複雑な折り方で完成する箱やガーベラといったものまで、様々な種類があります。

折り紙はバリエーションが非常に多いため、年少の子どもから年長の子どもまで、全年齢共通で適用できるというメリットがあります。年齢やレベルに合わせて保育士が上手に選ぶことで、子どものモチベーションや教育効果がアップします。

3-2. 折り紙はどんな場所でもできる

折り紙の大きなメリットは、場所を選ばないという点です。雨が多い季節には屋内でできますし、春や秋など外に出るのが心地良い季節には公園などでもできます。

また保育園で学んだ折り紙を、家庭で子どもが再現することもできます。折り紙のレベルアップは、保育士と保護者の大切なコミュニケーションのキッカケにもなります。

 

4. 人気の折り紙動画紹介

折り紙

ここでは、人気の折り紙とその作り方を解説してくれているYouTube動画をご紹介します。

4-1. リボンの折り紙

簡単で可愛くすぐ作れる!リボンの折り紙
折り紙リボン
折り紙の代表格が、このリボンです。立体的にしたり、しっかり折り目をつけても可愛く仕上がります。
・動画再生時間/9分23秒
・15㎝✕15㎝の色紙を用意
・しっかり折り目をつけるのがポイント
・4分33秒からハサミを入れる

4-2. ぴょんぴょん跳ねるカエルの折り紙

大人気!ぴょんぴょん跳ねるカエルの作り方
折り紙カエル
遊べるおもちゃの折り紙「ぴょんぴょんカエル」の折り方を、音声付きでゆっくり解説してくれている動画です。この折り紙のカエルはよく飛ぶので、子どもも喜ぶでしょう。
・動画再生時間/9分3秒
・15㎝✕15㎝の緑の色紙を用意
・4分27秒からペンで印をつけるのがポイント
・6月の梅雨の時期におススメ

4-3. 子どもが大好きなネコの折り紙

子どもも喜ぶ!ネコの折り方
折り紙猫
子どもに人気のネコを、折り紙で作ってしまう動画です。頭の部分を上手に作れるかどうかが、完成度につながるポイントです。
・動画再生時間/12分21秒
・15㎝✕15㎝の色紙を用意
・ネコの頭の部分がポイント
・1枚の紙が見事に立体的になる見本になる

4-4. ポンポン連打ができるプッシュポップの折り紙

ポンポン連打ができて楽しい♪プッシュポップを折り紙で作る
折り紙プッシュポップ
とても折り紙で作ったとは完成度のプッシュポップ(ポップイット)が、動画を見ながら簡単にできます。ポンポンと押す動作が、子ども受けすること間違いなしです!
・動画再生時間/13分01秒
・15㎝✕15㎝の色紙を3枚用意
・のりとハサミと定規を用意
・定規を活用して正確に折るのがポイント

4-5. カッコイイ剣ができる折り紙

男の子が喜ぶカッコイイ剣を折り紙で作ろう
折り紙剣
男の子にとって不変の人気アイテムが、武器の折り紙です。折り紙でカッコイイ剣が作る体験をすると、折り紙に夢中になるかも!
・動画再生時間/14分54秒
・15㎝✕15㎝の色紙を1枚用意
・4分50秒でマーカーでチェック
・いろんな剣を作るなら、色は分けて用意した方がベター

 

5. まとめ

折り紙

いかがだったでしょうか。

折り紙遊びの効果と現場での活用方法を理解し実践することで、子どもの知育効果を高め、また保育士の仕事も楽しくできることは間違いありません。

自分が働く園の子ども達が、どんな折り紙が気に入るのか、また成長課程でどう変化していくのかを観察することは、保育士としてのヤリガイにも通じるはずです。

自分で選んだ折り紙を子どもが喜んで熱中したり、更に難易度の高い折り紙に挑戦して見事完成させることができると、保育士としての達成感も大きいでしょう。

是非本記事を活用して、今まで以上に有意義な保育現場をプロデュースして下さい!

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