保育士の転職は、求人案件も豊富で、他の職種よりも容易なのは事実です。しかし、自分にとってベストな保育園を見つけ、就職することは簡単ではありません。
例えば、お給料が高いことを優先する方もいれば、家が近いことを優先する方もいます。例えば、独身の方であればキャリアアップを目指したり、条件の良さで選ぶのもいいでしょう。また子育てをしながら働く場合、立地や、育児サポートの有無が重要になります。
このように、自分を客観視し、保育園の理想像を設定することが大切です。また理想の保育園に採用してもらえるような方法を、きちんと把握することも重要です。
本記事では、保育士の転職で成功する方法について解説します。
目次
1. 保育士の転職の現状について
保育士という仕事は、子どもの成育をサポートするヤリガイの高い仕事です。また仕事などの理由で子どものケアができない保護者の代わりに、子どもの身を預かる責任の重い仕事でもあります。
ただ残念なことに、国家資格を保有して一生働ける仕事にも関わらず、「保育士を辞めたい」と考える人が多いのも事実です。ここでは、保育士の転職に関する最新の現状をご紹介します。
1-1. 保育士の転職理由1位は「職場の人間関係」
保育士として就業した方が退職した理由は、以下になります。1位は「職場の人間関係」で33.5％、2位は「給料が安い」29.2％、3位は「仕事量が多い」27.7％です。
＜保育士の転職理由＞
① 職場の人間関係／33.5％
② 給料が安い／29.2％
③ 仕事量が多い／27.7％
④ 労働時間が長い／24.9％
⑤ 妊娠・出産／22.3％
⑥ 健康上の理由／20.6％
⑦ 結婚／18.4％
⑧ 他業種への興味／15.2％
⑨ 子育て・家事／13.5％
⑩ 転居／11.3％
※出典「東京都保育士実態調査報告書」（令和元年5月公表）東京都福祉保健局
1-2. 再就業する時の希望条件
次に、過去に保育士として就業した方が再就職する時の希望条件です。ここは非常に重要です。一度退職した保育士の方が、次の職場で求める優先順位が反映されているからです。
1位が「通勤時間」79.9％、2位が「勤務日数」77.8％、3位が「勤務時間」76.3％になっています。つまり一度の離職を経験し、保育士という仕事を長く続けるために、労働条件を重視していることがわかります。
＜再就業する場合の希望条件＞
① 通勤時間／79.9％
② 勤務日数／77.8％
③ 勤務時間／76.3％
④ 給与等／63.7％
⑤ 雇用形態（パート・非常勤採用）／56.0％
⑥ 働くことが可能な家庭の状況／42.5％
⑦ 自身のキャリアアップが可能／やりがいが感じられること／37.8％
⑧ 雇用形態 正社員採用／37.5％
⑨ 施設の運営方針への納得感／36.5％
⑩ 自身の健康状況の改善／19.9％
※出典「東京都保育士実態調査報告書」（令和元年5月公表）東京都福祉保健局
1-3. 保育士の数と年収水準の推移
「待機児童解消加速化プラン」の効果もあり、保育士の人数は年々増加し、2018年には47.9万人になっています。
そして何より「保育士の年収」は年々上昇しており、2019年で364万円になってます。保育士の「国家資格を有するのに、仕事内容に見合わない待遇」という境遇は徐々に改善されているのがわかります。
2. 保育士の転職活動で後悔しないために
「保育士を辞めたい」と感じた時、どうすればいいのでしょうか。ここでは転職で後悔しないための取るべき行動について、解説します。
2-1. 辞めたい理由をクリアにする
「保育士を辞めたい」と思うパターンには、大きく2つあります。いずれにしても、衝動的な行動は絶対慎みましょう。心を落ち着かせ、今の客観的な状況を理解するよう努力することが大切です。
2-1-1. 他の保育園に転職したい場合
「現場の人間関係が上手くいかない」という理由は、保育士転職理由で一番多いものです。保育士の仕事は続けたいけど、今の職場を変わりたい場合、改善したいポイントを実際に紙に書き出してみましょう。
例えば、一番大きな保育士の転職理由が「人間関係」の場合、新設園をターゲットに転職活動するのも良いでしょう。新設園の場合、新人とベテラン関係なく、一から保育園を作り上げていくことが可能です。
また「プライベートをもっと充実させたい」が転職理由の場合、事業所内保育所がおススメです。事業所内保育所は企業に合わせて運営されているので、土日祝日が休みだったり、カレンダー通りに働ける可能性が高いからです。
次の“保育園選び”で、自分は何を一番重要視するかを決めることはとても大切です。先述した「再就業する場合の希望条件」データで、「通勤時間」「勤務日数」「勤務時間」が上位に来ているのは、これらの条件が継続して働く重要な要素なのかも知れません。
2-1-2. 保育士を辞めて他の業界に転職したい場合
保育士の国家資格を取得して、保育士として働いたものの、他の仕事に移る方も多くいます。その場合、「介護福祉士」「社会福祉士」「看護師」「幼児教室講師」などが人気です。
また保育士の資格を活かせる保育園以外の職場としては、「児童福祉施設」「乳児院」「児童養護施設」「重症心身障害児施設」「盲・ろうあ児施設」「母子生活支援施設」「学童保育施設」などがあります。
2-2. 職場の同僚や先輩に相談してみましょう
「もう辞めたい！」感じる時は、かなり気持ちが追い詰められている状態です。そんな時は、まず人に相談し、良いアドバイスをもらうのがおススメです。
もし同僚との関係で悩んでいる場合は、上司や園長に相談するのが良いでしょう。また上司のパワハラなどので悩んでいる場合、仲の良い同僚に相談してみるのがおススメです。
3. 保育士の転職の重要なポイントとは
3-1. 求人件数は1～3月が一番多い
保育士の求人件数が年間で最も多いのが、1～3月です。次に多いのが、10～12月です。自分に合う保育園を探す場合、年間を通して求人件数の多いこの期間に探すのがおススメです。
3-2. 3年未満は第二新卒としてニーズが高い
「若さ」と「体力」と「保育現場の知識と経験」がある保育士の第二新卒は、高い需要があります。ただし、「すぐ仕事を投げ出してしまう人では？」と思われないように、明確な退職理由と入職した後の明確な希望を持っておきましょう。
おススメしたいのは、キャリアアップによる転職です。例えば、前職で規模の小さい園で業務全般を学び、次は規模の大きい園で違う業務スキルを身につけたいという志望動機です。いずれにしても、前向きで向上心による志望動機で面接に挑みましょう。
3-3. 退職を伝えるベストな時期は10月～12月
現在働いている保育園に迷惑をかけないようするのも、転職活動の重要なポイントです。同じ保育士の世界で、またどこかで元同僚と会う可能性はあります。また悪い噂が立つのも、できるだけ避けたいものです。
退職の意思は、10月～12月の間に伝えましょう。退職の意思は、10月～12月の間に伝えましょう。転職活動は同時並行で行い、退職は3月末、新しい園への入職は4月というのが理想です。
3-4. 4月に入職するメリットとは
保育士が4月に入職する具体的メリットを、以下に解説します。
3-4-1. 年度の区切りで子どもや保護者との関係が築きやすい
多くの保育園では、クラス替え等で4月を年度の区切りとしてスケジュールを設定しています。子どもや保護者も顔ぶれが変わることを理解しているので、関係が築きやすいのです。
3-4-2. 他のスタッフとも良い関係を築きやすい
子どもや保護者だけなく、4月は職場の人間関係も一新されます。なので同じ園で働く他のスタッフとも馴染みやすく、互いに良い関係が築きやすいのです。
3-4-3. 常勤の職員の求人数が多い
4月入職の求人は、常勤の職員が多い傾向があります。年度が変わる4月から働くスタッフが常勤職員であることは、保育園側にもメリットが多いというのが理由です。
4. 保育士の転職で内定を取るまでの流れ
では、実際の保育士の転職のプロセスについて、詳しく解説します。転職活動は3ヶ月以上かかることもあるので、退職後に転職活動をする場合は、生活資金を準備しておくと安心です。
4-1. 求人案件を探す
4-1-1. 保育士の転職サイトに登録する
数多くの求人情報が掲載されており、自分の条件に合致する保育園をすぐ見つけられるのが転職サイトです。上手に活用するポイントを、以下ご紹介します。
＜転職サイトを上手に利用するポイント＞
① 各サイトの強みを把握し、複数サイトに登録する
② 自分の条件に合っている求人が多い転職サイトに登録する
③ 初めての転職活動の場合、求人数が多い転職サイトに登録する
④ 転職サイト登録用の個人情報の雛形を作成し、コピペできるようにしておく
⑤ 転職サイトに掲載されているノウハウを活用する
※例、「履歴書の書き方」「志望動機」「職務経歴書の書き方」「面接での身だしなみ」「保育士さんおすすめブログ」
どの保育士転職サイトを使うかは、口コミを参考にするのも効果的です。これらの中から、複数登録して活用しましょう。
混乱しないように、エクセルで「サイト名」「URL」「ID」「パスワード」「ピックアップ保育園」「進捗状況」などを管理して進めると効率的です。
4-1-2. 保育士の転職活動でエージェントを活用する
転職エージェントは、本人の希望を踏まえて、ピッタリの求人案件を探してくれるサービスです。また志望動機の書き方や面接のポイントなどをレクチャーしてくれるところもあるので、上手に活用すれば心強い味方になります。
初めての転職活動で不安な方や、時間が限られている方にとっては、効率的に進めることができます。
4-1-3. 保育士の転職フェアを活用する
複数の保育園の採用担当者がブースを出展し、興味を持った転職希望の保育士とコミュニケーションを取るイベントです。その場で聞きたいことを直接聞け、複数の園の雰囲気を比較できるメリットがあります。
東京・横浜・大阪・神戸などで開催され、参加費は無料、服装自由、筆記用具のみが必要です。
4-1-4. 保育士・保育所支援センターを利用する
厚生労働省管轄の保育士・保育所支援センターは、保育所の人材確保と、潜在保育士の職場復帰を支援しています。また転職活動する方が求職登録すると、相談できます。各連絡先は、こちらを参照下さい。
例えば、 東京都保育人材・保育所支援センター、大阪福祉人材支援センター、なごやつなぐ保育士があります。また京都府福祉人材・研修センター、福岡県保育士・保育所支援センターもあります。
4-2. 希望の求人案件に応募する
自分に合いそうな求人案件を見つけたら、求人サイトもしくは園のホームページからエントリーします。例えば求人サイトの場合は、最初に会員登録し、複数の気になった求人をキープし応募しましょう。
応募にあたっては、以下の書類を送付しましょう。書類だけ送るのではなく、送付状を入れると印象がアップします。
① 履歴書
② 職務経歴書
③ 保育士免許のコピー
4-2-1. 履歴書について
履歴書は、書類選考を左右する重要なポイントです。以下にポイントを記します。
① 丁寧に読みやすい文字で書く／現場の仕事でも文字を書くシーンはあるので、実務チェックの側面もあります
② 志望動機は前向きに／園の求める人物像を把握し、その期待に応える経験やスキル、情熱を伝えましょう
③ 趣味＆特技は仕事に関連づける／ピアノや歌、絵描き、ダンスは好印象です
では、実際の履歴書の書き方のサンプルをご紹介します。
では、実際の履歴書の書き方のサンプルをご紹介します。
送付状サンプル
手書き送付状サンプル
履歴書サンプル①
履歴書サンプル②
4-2-2. 志望動機のポイント
「なぜ、たくさんある保育園の中でここで働きたいのか？」という理由を、自分自身の強みやビジョンと重ねてアピールするのが志望動機です。
履歴書の記載事項の中で、志望動機は採用担当者が一番興味を持つポイントです。なぜなら、その人物が「園で活躍できるか」「長く働いてくれるか」という見込みを立てる判断材料になるからです。
説得力の高い志望動機を書くためには、以下の4つのポイントをおさえましょう。また書き上げた後に、何回も音読しましょう。そうすることで、面接の場で自然に話せるようになります。
＜志望動機の構成＞
① この園を志望した理由／園のホームページで「規模」「教育方針」「取り組み」等をチェックする
② この園でやりたい業務内容とは／「何歳児クラスを何年担当した」「行事での役割」等をアピールする
③ 転職しようと思った理由／ポジティブに「〇〇の面でより成長したいので、貴園に入りたい」のスタイルで書く
④ 保育士になった理由／「〇〇〇という経験を契機に」など、具体的エピソードを入れる
4-2-3. 志望動機の例文
ここでは、実際の志望動機の例文をご紹介します。
志望動機例文①／4年経験・小規模保育園から大規模保育園へ
私は、前職では35名の小規模保育園に4年間勤務していました。新卒で入園した初めての保育園であり、全ての園児、全ての職員の顔がわかるアットホームな雰囲気の中でした。そこでは、子どもへの接し方、保護者との良好なコミュニケーション、各種イベントの企画実施など、保育士としての基礎を習得しました。そこでは、一つ一つの仕事を最後までやりぬく大事さを学びました。
そして次のステップとして、規模の大きい保育園で更なる多様なお仕事にチャレンジしたいと考えるようになりました。貴園のホームページを拝見し、他の園では見られないような新しい取り組み、多種多様なキャリアの先生方、そして何よりも英語教育も取り入れた「世界に通じる人間教育」という理念に共感致しました。
他の先生方とスムーズな連携を図りながら、一人でも多くの子どもの笑顔を作れるよう頑張りたいと思います。どうぞ、宜しくお願い致します。
志望動機例文②／6年経験・大規模保育園から小規模保育園へ
私が貴園を志望した理由は、少人数制を取り入れることで「一人一人の子どもを把握し、その個性を最大限に伸ばす」という保育方針に共感したからです。私は、前職では130名ほどの大規模保育園で6年間働きました。そこでは、ベテランの先生方と連携しながら、子どもの成育サポートだけでなく、保護者会などの運営もし、仕事には非常にやりがいを感じていました。
しかし貴園のホームページで見て、「やりたかった保育はこれだ」と思いました。例えば「子どもの個性を見つけ、それに寄り添う」という言葉には非常に共感しました。また、子どもになるべく自然に触れさせるという保育方針も共感しました。
前職で経験した保護者会の運営実務や、子どもの反応が凄く良かったユニークなイベント企画は、すぐに貴園で貢献できると思います。是非とも、宜しくお願いします。
志望動機例文③／8年経験・大規模保育園から大規模保育園へ
貴園のホームページを拝見しました。そこで子ども一人一人に寄り添いながら、IT技術を活用した合理的なサービス提供に興味を持ち、応募させて頂きました。
前職は、120名ほどの大規模保育園でした。そこで主任として、17名の保育士のチームをまとめていました。例えば、子どもとの関わり方や保護者との信頼関係の築き方などのアドバイスです。また保育士同士がお互い気持ちよく仕事の連携ができるように、定例でMTGを設定し、現場の一体感が持てるように努めてきました。
そういった過去の経験に基づく自分の強みが、貴園で活かせると考えています。
4-3. 採用面接を受ける
応募書類を送付し、書類選考を通過したら、いよいよ面接です。面接の進め方や、受かるポイントを解説します。
4-3-1. 在職中の転職活動は日程調整が大切
働きながら転職活動をする場合、面接日の日程調整が必要です。ポイントを、以下に記します。
① 応募先に「現在在職中」であることを伝える
② できるだけ平日の夜や休日に日程調整してもらう
③ 面接の集中時期は、勤務先に休みを申請する
4-3-2. 面接では身だしなみが印象を決める
面接は、保育士転職活動のハイライトシーンです。30分前後の時間で、採用か不採用か決定されます。志望動機や自己PRの内容も重要ですが、面接での身だしなみや立ち振る舞いは「この人と一緒に働きたい」と感じてもらえるかどうか左右します。
以下に、面接で気をつけるべきポイントを紹介します。
＜面接のポイント＞
① 笑顔で挨拶し、会話中も笑顔を絶やさない
② 髪はきちんと束ねておく
③ 清潔な印象を与える服装にする
④ 男性はスーツ、女性はスーツかジャケット着用で（シャツは白、バックや靴は黒か茶色のもので）
⑤ 女性はアクセサリーはできるだけ控える
⑥ 携帯電話の電源はオフにしておく
4-3-3. 面接前に確認しておくべきこと
面接前に、再度以下のことについて、確認しておきましょう。
面接を受ける保育園について
① どんな教育理念を持った保育園なのか
② 現場ではどんな保育を実践しているか
③ この保育園の“どの部分”に、自分は魅力を感じているのか
自分自身について整理しておくポイント
① 前職を辞めた理由とは
② 前職の職務内容と経験、具体的スキル
③ 面接を受ける保育園を、なぜ志望するのか
④ 自分自身の“保育士という仕事への想い”
⑤ 希望条件＆現状（通勤手段、通勤時間、通勤可能時間、勤務可能日数、曜日、入社希望日、健康状態）
4-3-4. 面接で聞かれること
面接で聞かれる代表的な質問を、以下にご紹介します。
「たくさんある保育園の中から、なぜうちの保育園に応募されましたか」
応募者が、どれほど本気で志望しているのか把握するための質問です。自分の理想保育と園側と重なる部分を見つけ、自分の視点でアピールすることが大切です。
「保育士を志した理由について教えて下さい」
保育士を目指した理由として、自分自身の年少時代の経験や影響を受けた話を具体的に話すようにしましょう。子どもの時に保育園の先生に褒められたり、励まされた思い出等のエピソードでもいいでしょう。
「あなたの長所と短所を教えて下さい」
長所と短所は、非常に多く聞かれる質問です。長所については、そのまま保育士の仕事に役立つポイントとしてアピールしましょう。短所の答え方は、重要です。まず正直に客観的な自分の短所を伝え、その後どのように改善していくのかを具体的に伝えましょう。
「学生時代に力を注いだことを教えて下さい」
いわゆる「ガクチカ」といわれるものです。面接官は「学生時代に力を注いだこと」から、実行力や行動力、そして「物事への取り組み姿勢」を観察します。困難に突き当たった時、諦めずにどのようなアクションを起こしたか等のエピソードを入れると、説得力が増します。
「何か質問があれば、仰って下さい」
この質問の意図は、「自分達の園にどれほど真剣に入りたいと考えているのか」「自分から能動的にコミュニケーションを取れるか」を確認したいというものです。
「特にありません」という答えは、必ず避けましょう。「貴園では現在このような取り組みをされていますが、〇〇を導入することについてどうお考えでしょうか？」といった現状を把握し建設的な意見ができる質問は効果的です。
5. 保育士の転職に役立つ人気動画紹介
ここでは、これから転職活動しようしている方、現在活動中で悩んでいる方にとって役立つ人気動画をご紹介します。
5-1. 働くならどっち？大きな保育園と小さな保育園
保育士の転職活動で大切なポイントの一つが、希望する保育園の規模を決めることです。近年都市圏に「小規模保育園」が設立されています。制度が新しく、新園の設立とそれに伴うオープニングスタッフの募集が、人気を集めています。
『【働くならどっち？】大きな保育園と小規模保育園【求人・保育内容を解説！後悔しないために知っておきたいメリット・デメリット】』では、大規模保育園と小規模保育園の違いやそれぞれの特徴について、わかりやすく解説してくれています。
5-2. 自分に合う保育園を見つける方法とは
「自分が入りたい保育園」と「自分にとって最適な保育園」は、ギャップがある可能性があります。充実した保育士ライフを送るためには、客観的なプロの指摘を参考にすることは効果的です。
『【就活・転職】自分に合う保育園を見つける方法とは！？【保育園・幼稚園】』では、「最適な就活開始時期」や「園のチェックポイント」、「自分に合う園の選び方」などが丁寧に解説されています。
5-3.「何か質問ありますか」と聞かれた時の対処法
保育士の転職活動の重要ポイントの一つが、面接です。面接官は「その応募者がどれほど本気で応募してくれているのか」を見定めるために、「何か質問ありますか」という問いかけを用意しているのです。
『【保育園の面接対策】何か質問はありますか？【保育士さん向け例文あり！園から逆質問をされた時の対処法】』では、面接のポイントを丁寧に解説してくれています。「逆質問の意図」「やってはいけない解答」「気をつけるべきポイント」「解答例」という構成で、非常に参考になる内容です。
6. 保育士の転職活動のまとめ
保育士の転職活動は、自分の生活を変える大事なチャンスです。
「保育士方針」だけでなく、「通勤時間」「勤務時間」「お給料」といった、日常生活に直結する条件を変える絶好の機会です。幅広く情報を収集し、十分に準備し、ベストな状態で臨むことが大切です。
『保育士求人案件に受かるには？豊富な先輩談から導く合格の秘訣とは』では、求人案件について詳しく解説しています。是非、参考にして下さい。
もし転職活動に不安を感じたら、本サイトを運営している四季のいろ保育園に気軽にご相談下さい。
スタッフは全員元保育士ですので、細かい悩みにも全て対応できます。地元福岡だけでなく、全国範囲で豊富な求人を扱っています。
